スケールを学ぶ方法

Day 8に入ると、メジャースケール(長音階)が増えてきます。

Day 10までに、調号に#(シャープ)を使う全スケールを、片手ずつで練習することになります。

Day 11に入ると、マイナースケール(短音階)が入ります。


この段階から、メジャースケールとマイナースケール2種類(harmonic minor scale/和声的短音階、melodic minor scale・旋律的短音階)を、理論でも入れておくことが望ましいです。

やさしい楽典の本を読んだり、音符を書いてスケールの構造を記していくのも、よい方法です。

のちに、マイナースケールでは、メロディックスケールで下降形の指遣いが上行形と変わるものが出てきます。


知識を入れる目的は、言葉や記号を使って、理論や構造を視覚的に理解しておくためです。

実際に演奏するときには、そのような知識を使って弾いていくわけではないです。

考えるよりも先に、体が動いていなければなりません。

それでも知識を入れることは、理論を体系的に理解していくために、とても大切なプロセスです。

このプロセスの先に、音のニュアンスや音楽的な色彩となって、表現力として生かされてくるのです。

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